本文へジャンプつきみ野湘南保育園(認可予定)
■湘南グループの歴史

≪湘南グループの現在≫


 現在、「湘南グループ」は3つの保育園(運営母体:株式会社テクノシステムズ)と、1つの認定こども園(学校法人正栄学園)で構成されています。2019年4月には、新しく「つきみ野湘南保育園」が加わり、全体で5つの園で運営をしていきます。

グループ園の理事長を「林 正幸」が務めており、

『園児はわが子』
をモットーに運営をしています。


≪湘南グループのあゆみ≫



 写真の「ふじ幼児園」は、私共が一番初めにスタートさせた幼児施設です。園児数13名、先生2名から始めた園は、とても家庭的で温かみのある幼児園でした。

ふじ幼児園50周年の節目となった2018年4月に学校法人正栄学園を立ち上げ、ふじ幼児園の伝統を継承し、
ふじ幼児園は『認定こども園湘南こども園』として生まれ変わりました。



T 0からの出発 → その動機は

  50年前の社会における犯罪を見て、このままだと先々犯罪天国になると痛感した。さらに、30年務めた会社で、「物の考え方や展開」で仕事が上手くいかない状況を見てきた。

 以上の2つの根幹をなすものは「幼児教育」であると深く感じ、幼児期にもっときちんとした教育を受けていればそんな事態にならないと思い、自分でやろうと決心した。(元の会社では、色々なアイデアを出し、率先垂範強力なリーダーシップをとってきた習慣が身についていたせいかもしれない・・思い立ったらトコトンやる性格)

 

U 「お金なし時間なし経験なし」での夢、始めた「目標」(方針)

 当時所属していた「ライオンズクラブ」の仲間から廃園予定の認可外幼児園(ふじ幼児園)の情報を得て引き取った。何もなくとも強い決心があればやれないことはない・・この考えで「幼児教育に何が必要か」を考えた。
 第一に、社会生活に必要なもの;そのための規律・・即ち「しつけ」である。
 第二は、人間は基本的にも最終的にも「孤独」であるから自分自身で「考え・行動」する必要がある即ち「自立」である。
 第三は、人間にとって一番大切な健康即ち幼児時期は何よりも「体力つくり」

と考え「正しいしつけ「自立」「体力つくり」を幼児教育の方針とした。




V まず幼児期に必要なことを分析。 
 毎週土曜日に公園でお母さんに
PRを実施した。土曜日に公園で遊んでいるのは当時は幼稚園に通っていない人だった。狙いは当たり、月曜日には何人か園見学に来て入園した。やがてこの輪は広がり、口コミで入園希望者が来るようになった


このために実践したこと
(1)  当時珍しい3才保育クラスの創設。当時は4才5才だったが、「早い保育が必要」と考えた。

(2)  週2日クラスの創設 ・・経済的に恵まれない幼児にも負担のかからない2日クラスを作ったら3年目には週2日クラスを2クラス作る盛況だった。

(3)  内容は「新しいこと」「伝統的なこと」を取入れた。(当時珍しいコンピュータ導入・お茶会など)

(4)  身体の悪い幼児も積極的に入園させた。虚弱体質、自閉症など卒業時にはかなり回復した多くの実態を見てきた。父母が職員室へ来て泣いて喜ぶ姿が脳裏に焼き付いている。




「重点保育項目」
さらに、「重点保育項目」を毎年設定することにした。研修・応用にスタッフはおおわらわだった。
「重点保育項目」とは保育を効果的にきちんとした成果を得る為に、「幼児期の保育で重要と考えられる項目を決め、職員研修・発表会・適応・成果発表をする」ことで当初は「裸足で園庭を」「親への認識向上」「気が付く氣が効く」などをテーマにした。最近はより現実的な「理解力」「表現力の育成」「持続力の育成」など現に経営する会社から題材を見つけた。
この「重点保育項目」も30数年続けている。特に力を入れたのは成果発表への職員の指導である。単純・明確に定量的に表すことが苦手だった職員は、こちらが感心するまでに成長した。これで「保育する環境」の一つが確実に整ったと思っている。

今年の子ども園の重点保育テーマは「バランス感覚の育成」

犯罪は心がアンバランスの結果であり、社会正確に最も大切な人間関係はバランスで成り立っている。




Y 保育研究会;
もともと技術開発出身の私は常に新しいことをしないと気が済まない。

まず始めたのが90人規模の寒川湘南保育園で、第1回のテーマは「園児を泣き止ませる」。

アメリカの大学ではすでに泣いている子を思いのまま、泣き止ませることが出来るところまで来ており、これについて検討した。第2回のテーマは「低体温児対応」で保育・栄養・看護の立場から検討、職員は自らやるべきことを考え、きちんと図形表示ができるようになった。

Z 専門チーム会議

 1、各園では独自の研究会を実施しているが、他に専門家(保育士・栄養士・看護師・事務)が居るのでこれら専門化が集まってテーマを検討・研究するもので、色々の面から効果を上げている。

2、今後はこれらを「園の指導方針」に向かってベクトルを合わせて本格化推進する。



≪湘南グループのこれから≫

 

 技術者としての「幼児教育」で展開したいこと

 1、この分野では「技術的にメス」は入っていないことが多い。今まで2〜3実現してきたが、今後は技術者として実用的な方式・機器を開発していきたい。



待機児童のための「保育園増設」の陰に隠れていること
 
 今国を挙げて保育園新設に力を入れておりこれは重要なことであるが、この陰で苦労している人が多い。心から保育の重要性を認識し、ある意味では自分を犠牲にしている認可外保育園を支援したいと考えている。29年12月、沖縄県那覇市で「支援フエア」を開催し数件の問合せを受けた。今後も続けたいと考えている。更にスムーズな運営を手助けるために秦野市にある認可保育園と提携の契約をした。

 




困っている園の支援

 1、行政では待機児童対応で保育所を作っておりこれは有効であるが、認可外保育園の多くは設備・人材・資金で四苦八苦しており、これらの経営者は保育が好きで、また必要なこととして受け止め、自分を犠牲にして経営している例が多いことを見てきた。 2、個々に着眼し、50年の幼児教育経営の経験を役立てようと那覇市でフエア(相談会)を開催した。数園からコンタクトがあった。今後も輪を広げていくつもりである。
 3、また、神奈川県の認可保育園と「情報交換と支援をする」契約を締結した。今後はこの種のケースが出てくると思われる。
 今後も力の続く限り、広い意味の幼児教育に貢献したいと思っている。


 「むし歯0」の展開

1、平成8年にこのテーマを取り上げたが、この時は務めていた会社の病院の意思や歯科衛生士の協力を得て職員や園児に実施したが他力の為続けなかった。
2、最近「歯について勉強」、今間と違った認識になり、自力で展開を決意、専任歯科衛生士を湘南こども園に配置した。